若いうちから老後を見据える先見性と計画性を持ち合わせて住まいを考えることは、決して無駄ではないでしょう。

住まいはリフォーム・増改築で思い出も残していけるもの
住まいはリフォーム・増改築で思い出も残していけるもの

先見性と計画性から住まいを考えると

アルツハイマー型認知症の父を介護する毎日を送っていますが、この頃は一階にいる母からヘルプの呼び出しがかかり、三階から駆けつけるのが大変だと思うようになってきました。父はアルツハイマー型認知症の中程度に位置すると考えられていましたが、年末に転倒し、顔を8針縫ったり歯を折ったり、挙句の果ては慢性くも膜下血腫の疑いで救急搬送され、個室にたった1泊入院しただけで、それまで浴びるように飲んでいたお酒がぱったり止まるほどに症状が進行してしまいました。最近では寝ている時間がやたら長いものの、以前は自分でやっていた排泄も食事も仕方を忘れてしまったため、まさに24時間目が離せない重度の状態になったと思われます。

そんな父を見ていると、老後を快適に過ごせる住まいにすることを考えて家を選ぶというのが、いかに大事な事かと思わされます。若いころに家を買う人がほとんどで、老後のことまで考えていられないのが本音だと思いますが、そこをあえてバリアフリー設計にするとか、階段やトイレ、お風呂場に手すりを付けておくといったことをしておけば、子供を育てる際にも助かると思います。若い世代でも何が原因でケガをするかわかりませんので、手すりがあれば、あるいはバリアフリーであれば、安心の住まいになるのは間違いないでしょう。